アーティストリスト一覧

GREGORIAN

グレゴリアン・ゴールド・エディション

TEBI-37005 / 2004.3.3
¥3,790+税

DVD

ゴールド・エディション DVD グレゴリアン

2000年のデビュー以来数々の伝説を生んできたグレゴリアン初の DVD映像が遂に登場!

デビュー作から最新作の "イマジン〜マスターズ・オブ・チャント" まで選りすぐったまさにベスト盤と言える映像の数々。ロック /ポップスの名曲をグレゴリオ聖歌風にアレンジし、 "グレゴリアン" 旋風を巻き起こしたフランク・ピーターソンの集大成、完成

1.終わりなき旅
2.ブラザーズ・イン・アームズ
3.ティアーズ・イン・ヘヴン
4.あなたがここにいてほしい
5.モーント・オブ・ピース
6.聖なる歌
7.夜の囁き
8.ジョイン・ミー
9.オンリー・ユー
10.サクリファイス
11.ヴォヤージ・ヴォヤージ
12.ザ・ギフト
13.明日に架ける橋
14.エンジェルズ

イギリス国教会の聖歌の達人たちがロック/ポップスの名曲を
幻想的なアンビエント・サウンドにのせて贈る
究極のヒーリング・ミュージック、グレゴリアン!

誰もが一度は耳にしたことがあるメロディが全く新しい発想のアレンジを施されることで、リスナーを未知の世界へと誘っていく。そこには知っている安心感と、行き先が見えない期待感が交じり合い、日常生活とは異なる回路が刺激される。しかも、音楽の核となっているのは中世の教会で生まれたグレゴリオ聖歌。3つの時代の融合が目には見えないけれど、大きなパワーを秘めた癒しを私達にもたらすのかもしれない。

グレゴリオ聖歌

では、グレゴリアンの重要な要素となっているグレゴリオ聖歌とは何なのか。
 起源は、キリスト教誕生以前のユダヤ教の聖歌にまで遡ると言われているが、一般には7世紀にローマ・カトリック教会の教皇グレゴリウス1世が聖霊の導きによって作ったとされており、グレゴリオという名前も彼に由来する。もともとは、教会の典礼のための歌で、無伴奏の単旋律をラテン語で歌ってきた。歌詞は、旧約聖書の詩篇から取られている。しかし、1960年代に開催された第2バチカン公会議で、ラテン語ではなく、各国の母国語で典礼を行うことが決められたことで、教会でもほとんどグレゴリオ聖歌は、歌われなくなった。
 そんな衰退の一途を辿っていたグレゴリオ聖歌にスポットを当てたのがエニグマであり、コンテンポラリーな感覚で蘇ったそれは、現代人を癒す新たな聖歌となったのだ。

(服部のり子、ライナーノーツより)

フランク・ピーターソン

ドイツ、ハンブルグ郊外ゲーストハハト出身。子供の頃から独学でピアノを演奏。他にもキーボード、ドラムス、ギターも習得。ハンブルグのスタジオ機材店でエニグマの主宰者である、マイケル・クレトゥに出会い、制作チームの一員となる。その後サンドラのレコーディングに参加。エニグマの「サッドネス」の成功後、グレゴリアンのプロジェクトをスタート。また93年にはサラ・ブライトマンのアルバム「ダイヴ」をプロデユース。その後2000年にグレゴリアンのファースト・アルバム「マスターズ・オブ・チャント」を発表。ヨーロッパはもとより全世界的な大ヒットを記録。続く2001年にセカンド、そして2002年にサード・アルバムをリリース、いづれも世界的なヒットを記録している。そして2004年グレゴリアン史上最もコンテンポラリーなアルバム「イマジン〜マスターズ・オブ・チャント」を発表。
ヨーロッパではすでにツアーでも成功を収めているが来日公演が待たれるアーティストです。