Koop　クープ

＝ジャズの装いにつつみこまれた、クラブ・サウンド！＝

「ジャズの装いにつつみこまれた、クラブ・サウンド！」と自らを表現するオスカー。Koop（クープ）はDJであるマグナス・ジングマークとジャズ系ピアニストであるオスカー・シモンソンにより結成されたスウェーデンのユニット。

彼らの繰り出すサウンドはクラブ・サウンドのなかにジャズのエッセンスをたっぷりと詰め込んだ洗練されたオシャレな独自の世界を展開している。

そんなKOOPの1995年のデビューから現在までの作品の中から厳選された11曲をコンパイルしたベスト・アルバムが遂にリリースされる事となった。

１９９５年のデビューから10年以上の長いキャリアを誇る彼らの名前が北欧から一気に世界へ飛躍したのはTalkin’Loudレーベルの創設者であり、BBCのDJであるジャイルス・ピーターソンのコンピ・アルバムに「ワルツ・フォー・クープ」が収録された2000年だ。エリック・サティを彷彿させる繊細なメロディーと透明感あふれるセシリア・スターリンのボーカルがセンショーンをもって迎えられた。同じく2000年にアルバム「ワルツ・フォー・クープ」をリリース。インディながらも20万枚以上のセールスを記録。一躍クラブ・ジャズのリーディング・ユニットとなった。そして2006年セカンド・アルバム「Koop Islands、クープ・アイランズ」をリリースし、一気にメジャー・シーンへ登場することとなった。ジャズ、エレクトロそして1920年～30年代のハリウッド・映画を思わせる作品など多彩でユニークなアレンジとユキミ・ナガノ(注)、アール・ジンガー（ガリアーノ）そしてセシリア・スターリンなど新人ながらも実力と美貌を兼ね備えたボーカリストを積極的に起用し上質なアルバムに仕上げた。UK,アメリカはもとより日本でも多くの支持を集めることとなった。特にジャイルス・ピーターソンがDJを務めるJ-Waveではそのオシャレなサウンドがパワープレイに。さらに人気テレビ番組のテーマソングに抜擢され、「AGEHA」で行われた国内最大級のクラブ・イベントにも出演を果たし、アルバム同様のパフォーマンスを披露し日本での人気を不動のものにした。またサウンドとともに美しくも奇抜なアイデアでデザインされたアートワークも大きな話題となりCDショップでロングセールスを続けることとなった。

そんなKoopのオリジナル・アルバム、リミックス集そしてコンピレーションに収録されていた曲などから厳選された11曲をKoop自ら選曲した初のベスト・アルバムをリリースする事となった。

日本盤には独自企画として映像にもこだわりのある彼らの厳選されたビデオ・クリップ6曲を収録したDVD付きプレミア盤もリリースされる。
華やかでロマンチック、そして時にムーディーさも漂わせるサウンド。時が経ても色褪せない不思議なメロディーそしてボーカル。最先端を走るクラブ・サウンドながらどこか郷愁さえも感じさせる。

（注）：ユキミ・ナガノ
オールディーズ・ジャズ風なグルーブが心地よい「Come to me」のボーカルはスウェーデン在住の日本人ボーカリスト、ユキミ・ナガノ。
Koopとの共演をきっかけに、北欧音楽シーンで確固たる人気を獲得している。