◆澄み切ったクリアな歌声で魅了するミランダ・リー・リチャーズ。2002年のデビュー作『THE HERETHEREAFTER』以来、約7年ぶりとなる待望のセカンド・アルバムが遂に登場!
◆プロデュースにブラック・レベル・モーターサイクル・クラブを手掛けたリック・パーカーを迎えた本作はデビュー作でも見せたフォーキーなサウンドを基調に、前作以上に繊細でやわらかな作品に仕上がっている。
◆前作リリース後から書き溜めた楽曲はかなりの量で、あと3枚はアルバムが作れるほど。その中から選りすぐった楽曲を収録。レコーディングLAのThe Sandboxで、ライブ・レコーディングを実施。その後でボーカルやその他の楽器のオーバーダブを少し実施したが、ベーシックな部分とリズム・セクションは、すべてライブ・レコーディングとなっている。とてもムーディーなスタジオでBlack Rebel Motorcycle ClubやJewelもレコーディングしたとか。
◆ペダル・スティールの音色も印象的。「文句なしに美しい音色を出す、とても興味深い楽器」とミランダ自身もこの音色がお気に入り。「ストリング・アレンジにも力を入れた」と彼女が語るとおり、ペダル・スティール、そしてストリングス、チェロ、オルガンなど美しい音色を出す楽器が使われ、彼女の歌声に華を添えている。
◆リード・トラック「アーリー・ノーベンバー」はしっとりとしたサウンドと彼女の透明感溢れる歌声がマッチし、繊細な情感を表現した曲で、アルバムのハイ・ライトとなる1曲。
◆「アーリー・ノーベンバー」のプロモーション・ビデオはLAで撮影。60年代白黒フレンチ・ニューウェーブ・シネマ・タイプの、アバンギャルドなビデオを念頭に制作。16mmフィルムで撮影された箇所もあり、非常にアンティークな味が出ている。
◆彼女のギター&作曲の師匠はなんと、あのカーク・ハメット(メタリカのギタリスト)で、彼女の最初のデモ・テープはカークのスタジオで録音されたとか。
◆デビュー前にはブライアン・ジョーンズタウン・マサカーへ楽曲を提供するなど、作曲能力も高く評価されている。
◆近年、トリッキーやティム・バージェス(シャーラタンズ)とのコラボレーションや、ジーザス&メリー・チェインのツアーに参加するなどの活動をしていたミランダ。その動向が注目される中、遂に新作が登場です。
◆2002年リリースのデビュー・アルバム『THE HERETHEREAFTER』(Virgin Records)はフラワー・ジェネレーションの香り漂うアコースティック・ポップ・サウンドを聴かせる作品で、このアルバムからの1stシングル「ロング・グッバイ」が全国22のFM局でパワープレイを獲得。また、ローリング・ストーンズのカバー曲「ダンデライオン(たんぽぽ)」も話題を呼びヒットを記録。
日本盤にはボーナス・トラック2曲を収録。
01. Breathless ![]()
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02. Life Boat ![]()
03. Savorin' Your Smile ![]()
04. Hideaway ![]()
05. Early November![]()
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※ビデオ・クリップ
06. Mirror at the End ![]()
07. Hidden Treasure ![]()
08. Pictures of You ![]()
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09. Here by the Window ![]()
10. Olive Tree ![]()
11. That Baby ![]()
12. Last Days of Summer ![]()
<ボーナス・トラック>
13. Oddity![]()
14. Sunday Morning![]()
リック・パーカー(ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ)
ジョシュ・シュワルツ(ビーチウッド・スパークス)
キース・ミッチェル(マジー・スター)他
ソングライティングにも、ボーカルにも、7年間の成長がしっかりと刻み込まれた本作。自分の歌いたい歌と向き合ってきたミランダの音楽に対する想いが、このアルバムに丁寧に織り込まれている。
~村尾泰郎(ライナーノーツより)~
