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Uh Huh Her

“COMMON REACTION”iTunes

ウー・ハー・ハー『夢に誘われて』
TokyoWresling2009年1月21日発売 TECI-24541 定価:¥2,400+税 
エンハンスドCD仕様
ライナーノーツ by カイザー雪(TokyoWrestling.com

FOX チャンネル「Lの世界」イメージソング
「ノット・ア・ラブ・ソング」収録 Listen(試聴)

Ocean Will Rise

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話題のTVドラマ「Lの世界」で人気沸騰中、
レイシャ率いるUHH、デビュー・アルバムついに上陸!

● FOXチャンネルで絶賛放映中のドラマ「Lの世界」。
シーズン4が10月4日より放映突入!
また、シーズン3は8月3日よりレンタルが開始され、DVDボックスセットも好評販売中。
現在放映中の「Lの世界」シーズン4のイメージ・ソングとして「ノット・ア・ラブ・ソング」が大量スポットオンエア中。
(シーズン3のイメージソングは土屋アンナ)
10月~1月まで大量投下!

● その「Lの世界」に雑誌編集者アリス役で出演しているのが、レイシャ・ヘイリー。
(シーズン1第二話で、LとLが繋がっている相関図(チャート)を作り出したのがアリス)。
レイシャは女優として活躍するだけでなく、ミュージシャンとしても活躍中。
UHH結成前にはk.d.ラング、マシュー・ワイルダーのプロデュースでも話題となったマーマーズとして活動し、
3枚のアルバムを発表。

● そんなレイシャとカミラの新ユニットがこのUHH。
このバンド名はPJハーヴィーのアルバムからネーミングされたもの。
カミラはケリー・オズボーンなどのセッション・ミュージシャンとして参加し、自身のバンドMellowdroneでも活動していた。出会ってすぐに意気投合した二人はUHHを結成。2007年初頭にシングル「I see red」を録音。その後、全米、全英クラブ・ツアーをスタート、すべてソールド・アウトにしてしまう程の成功を収める。
各社争奪戦の末、アヴリル・ラヴィーンなどが所属するNettwerk Recordsと契約。

● そんな彼女らのデビュー・アルバムが遂に登場!プロデユースにはピクシーズやフランク・ブラックそしてブラーで知られるアル・クレイを起用。マーマーズでも絶賛された妖精のようなレイシャの歌声と、メインストリームの香りを残しながらも、オルタナティブや、エレクトロがブレンドされたサウンドは、二人のハーモニーと相まって、セクシーで洗練された世界を展開している。

● リード・トラック「Not A Love Song」は、現在放映中の「Lの世界」シーズン4のイメージソングとしてオンエアされています。

01. Not A Love Song:「Lの世界」テーマ曲 Listen(試聴)iTunes
02. ExplodeiTunes
03. Wait Another DayiTunes
04. Common ReactioniTunes
05. Say So: セカンド・シングルListen(試聴)iTunes
06. CoverediTunes
07. EveryoneiTunes
08. Away From HereiTunes
09. So LongiTunes
10. Dance With MeiTunes
11. Dreamer iTunes
12. Mystery Lights iTunes
13. Not A Love Song (Morgan Page Remix) iTunes


● 日本盤ボーナス・トラックを収録。
「Not A Love Song」のPVを収録したエンハンスドCD仕様。
U

レイシャ・ヘイリー:ボーカル(右)
カミラ・グレイ:ベース、キーボード

 

なんとレイシャは沖縄生まれ。5歳まで沖縄で育ち“ゴーヤ”を口にしたこともあるとか。
5歳の時に米国ネブラスカ州のベルヴュー (Bellevue) に移り、高校を卒業。ティーンエイジャーの時にレズビアンであることを告白。ニューヨークのAmerican Academy of Dramatic Arts を卒業後、1991年に元クラスメートとロックデュオ “The Murmurs ” を結成。脱退後、女優業に専念した後、2006年に“Uh Huh Her” を結成。ドラマだけではなく私生活でもLであることをオープンにし、ミュージシャンのk.d.ラングと交際していたことはあまりにも有名。 現在は、セレブ御用達ブランド「FREE CITY」のデザイナー、Nina Gardunoと交際している。

2004年のスタート以来ドラマ史上初めて本格的にレズビアンを取り上げ、全米で社会現象にもなっているセンセーショナルなドラマ。恋愛や仕事、家族問題に苦悩するレズビアンの姿が赤裸々に描かれる。大学を卒業後、新進作家ジェニーは恋人ティムと暮らすためLAへ。隣人のレズビアン・カップルやその仲間たちと交流を深めるうち、未知のレズビアンの世界に魅せられていく。女性同士の過激なセックスシーンも話題に。
04年1月から米のケーブル局ショウタイムで放送開始。製作総指揮は自らもレズビアンだとカミングアウトしているアイリーン・チェイケン。映画“フラッシュ・ダンス”のジェニファー・ビールズも出演。
(エイガコム・ドットより)

「Lの世界」(原題,the L world).すでに全米ではSeason5を放送中。日本ではSeason4を放映中。DVDはSeason1、2、3が絶賛発売中。
Leisha Hailey(レイシャ・ヘイリー)(アリス・ピエゼッキー役)の番組内でのキャラクター:
明朗快活なジャーナリストでバイセクシャル。見識も広く情報通であり、常にユーモアとウィットに富んだ発言で仲間内の盛り上げ役。おしゃべり好きで、たまに周りからおしゃべりだと非難されるが、友情に厚く友達思い。人を愛すると、一途なところがある。周りのレズビアンたちの交遊関係をまとめたチャート(相関図)の制作者。
職 業: ジャーナリスト。ゲイ雑誌のライター。ラジオ番組のパーソナリティ。The Chartの制作者。
Aliceを表現するL word: Lovable, Loose-lipped, Loco, Loud


Lの世界 シーズン4 日本初放送!

“天使の街”ロサンゼルスに住む女性たちの人生を赤裸々に描いた恋愛ドラマ。放送開始からセンセーションを巻き起こした話題作をDVD発売に先駆け放送!より危なく、よりファッショナブルに、よりあらわに女の世界を描く!
「Lの世界」シーズン4では、内面的な問題に立ち向かうLな彼女たちを描いている。これまでのシーズン同様、過去の悪魔が醜い顔をのぞかせながらも、新しいキャラクターたちが彼女たちをより広い世界へいざない、様々な問題に直面させる.
(Foxライフより)

エレクトロ・ポップデュオ、Uh Huh Herインタビュー
By Yuki Keiser (TokyoWrestling.com)


1.大人の魅力が輝く洗練されたLAのデュオバンド

スタイリッシュ・レズビアンドラマ『Lの世界』で、お茶目な役で一躍人気キャラクターの座を獲得したアリス。最近ドラマのスピンオフの主役にも抜擢されたその好感度ナンバーワンキャラクターを演じるのは、女優兼ミュージシャンのレイシャ・ヘイリー。

レズビアンとしてもカミングアウトしている彼女が、90年代にオルタナティブ・バンド、The Murmurs(ザ・マーマーズ)の一員として活躍していたのはあまりにも有名な話。その後、ニューヨークなどでカルト的バンドの地位にまで上り詰めていたこのデュオバンドはその後解散。02年以降レイシャはしばらく音楽を離れていたが、2007年にドクター・ドレーや、ケリー・オズボーンなど名高いアーティストのベース&キーボードを務めていたミュージシャンのカミラ・グレイと新しいバンドUh Huh Her(ウー・ハー・ハー)(以下、UHH)を再スタート。(設立当初はドラマーのアリス・ワリントンも所属していたが、他の音楽活動を行うために脱退し、現在UHHはデュオとして活動中。)

レイシャがダイクシーンでアイコン的存在なこともあってか、全米やヨーロッパなどでツアーを行うやいなや、まだデビュー・アルバムにも関わらず熱烈なファンで会場が埋めつくされ鮮烈なデビューを飾った。また、EP「Say So」が米iTunesのダウンロードトップ100で20位にランクインするなど、ダイクシーン以外でも認知されるその確かな音楽性が称賛を浴び、更なる飛躍を見せた。

そんな待望のデビューアルバムを、彼女らは『インディ・エレクトロ・ポップ』と称し、カミラが影響を受けたというデペッシュ・モードやデヴィッド・ボウイなど、80年代のニューウェイブやグラムポップ・テイストがちりばめられている。また、ふたりの艶やかなヴォーカルの相性も抜群で、その洗練された音と彼女たちの大人の魅力はドラマのファンならずとも多くの視聴者を魅了するのは間違いない。社交的なレイシャにシャイでちょっぴりミステリアスなカミラだが、不思議とふたりの息もぴったりで、いまでは大親友としても知られる。

今回は、そんないまをときめくふたり直撃インタビューをそれぞれお届け。アルバムのコンセプトやインスピレーション、ふたりの出会い、お互いの印象、ファッションのこだわり、『Lの世界』や日本について語ってもらった。

2.レズビアン・アイコン的存在とバンドを

【カミラ・グレイのインタビュー】

――まず、音楽で影響を受けたミュージシャンやジャンル、お気に入りの曲などについて教えてもらえるかな?

とにかく80年代のバンドに影響を受けているのは確か。たとえば、デペッシュ・モードやニュー・オーダーなど。あと、ビョークも大好きで、クラシック音楽もよく聴くわ。デヴィッド・ボーイの曲「ジギー・スターダスト」もとくべつ好きな曲かな。

――中でも、とくに尊敬するミュージシャンは?

いま挙げたバンドはもちろんだけれど、とくにビョークを尊敬している。彼女は自分のスタイルを貫くのを恐れていないし、個性溢れているから。自分のやりたい音楽をやりつつ進化し続けているところがとくに好きで、彼女は本当にクールだと思う。

――UHHを始める前にメロードローンというバンドで活躍していたけれど、レイシャに声をかけられたとき、彼女とバンドを組もうと思った理由や決めては?

ちょうどメロードローンを辞めていた頃だから、まずはタイミングが良かったんだと思う。ちょうどデュオバンドを組むことに興味を抱いていたので、そのモチベーションに彼女が火をつけてくれて、レコードをつくるきっかけになった。

――連絡が来る前に、彼女のことを知っていたの?

全然! 何回か見かけていたぐらいで、それ以上知らなかったの。だからバンドを始めてから、お互いを知り始めた感じ。

――それじゃぁ、レイシャがレズビアン・アイコン的存在だったことは知らなかった?

一応は知っていた。前のバンド「ザ・マーマーズ」のことも知っていたしね。

――レイシャの第一印象は?

とっても陽気で生き生きとした、面倒じゃない、楽しい人(笑)。

――レイシャはどのようにカミラの音楽を影響したの? またその逆については? ふたりが一緒に音楽をやり始めて、どう変わった?

音楽に関しては、レイシャはベーシックな自然体のシンプルなものが得意。また作曲に関しては、私のほうがどちらかというと技術的というか。曲をアレンジしたりプロデュースするのが好きで、レイシャはただシンプルにギターを弾くのが好き。だから、彼女は私をよりシンプルにさせて、私は彼女を複雑にさせるんだと思う(笑)。

――あなたはリードボーカルだけれど、全体的な双方の役割は?

曲のプロデュースは私で、他にもベースやピアノなどを弾いて歌も歌っている。レイシャはシンセサイザーを弾いて歌っているの。作詞作曲に関してはとくに決まりはないわ。たとえば、あるときは一緒に書いたり、あるときは私が書き始めてその後レイシャと一緒に作曲するとか。そのとき同じ街にいるかどうかにもよるけれど、いるときは一緒に書いている。いままでレイシャは『Lの世界』の撮影現場にいることが多かったから、同じ場所にいるのはなかなか難しかったの。

 

[カミラ・グレイとレイシャ・ヘイリーのインタビューの続きは、TokyoWrestling.comにて]