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PETE TOWNSHEND ピート・タウンゼント

ラフ・ミックス
Rough Mix

SHM CD2010年1月20日発売
TECI-23586 ¥2,480(定価)

SHM-CD 


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  • ピート・タウンゼントとThe Whoについて

モッズ・バンドの両雄として親交を深めていたロニー・レインとの共同アルバム。カントリーやトラッドといった音楽性をベースに、エリック・クラプトン、チャーリー・ワッツ、イアン・スチュアートら気心の知れた仲間たちとリラックスしたセッションを展開。タウンゼントの新たな一面を見せることになった。ボーナス・トラックとして未発表アウトテイク3曲を追加収録。

1. マイ・ベイビー・ギブズ・イット・アウェイ
2. ノーウェア・トゥ・ラン
3. ラフ・ミックス
4. アニー
5. キープ・ミー・ターニング
6. キャットメロディ
7. ミスアンダーストゥッド
8. エイプリル・フール
9. ストリート・イン・ザ・シティ
10. ハート・トゥ・ハング・オントゥ
11. ティル・ザ・リバーズ・オール・ラン・ドライ

<ボーナス・トラック>

12) Only You (written by Ronnie Lane)
13) Good Question (PT)
14) Silly Little Man (written by Ronnie Lane)

 

この3曲に関しては録音に関する詳細は不明だそうです。このアルバム”Rough Mix”は当初「April Fool's」というタイトルの予定だったそうです。1976年9月からレコーディングは開始されました。エリック・クラプトン、チャーリ・ワッツ、イアン・スチュワートなどがゲストとして参加しています。1977年の発売直前まで録音は継続されたそうです。

 全ての始まりは62年のことだった。学校を退学処分となった、ロジャー・ダルトリー(Vo)がディトワーズを結成。まもなく、ジョン・エントウィッッスル(B)が参加。ジョンの紹介でアート・スクール在学中のピート・タウンゼント(G)が参加。64年、ディトワーズからザ・フーに改名。あるギグに来ていたキース・ムーン(Dr)がバンドに参加することに。その後ハイ・ナンバーズと改名し、7月、デビュー・シングル「アイム・ザ・フェイス」をリリース。この年の10月、バンド名を再びザ・フーとする。
 65年1月デビュー・シングル「アイ・キャン・エクス・プレイン」をリリース(全英第8位)。ここから彼らの快進撃は始まった。5月にはセカンド・シングル「エニウェイ・エニハウ・エニウェア」リリース(全英第10位)。11月にリリースしたサード・シングル「マイ・ジェネレーション」は全英チャート第2 位を記録。そして満を持してのファースト・アルバム『マイ・ジェネレーション』発表(日本盤はテイチク・レコードから66年にリリース。プロデューサー、シェル・タルミーとの確執の為にその後2002年になるまで日本盤は廃盤状態であった)。このアルバムは全英第5位を記録する大ヒットとなり、当時の若者を代弁するバンドとして、そのエネルギッシュなパフォーマンスとともに彼らは一躍時代の寵児となる。その後の彼らの活躍はご存知の通り。

 彼ら常に時代の先端を行き、新たな挑戦をしてきた。伝説的なライブをいくつも残してきた(67年6月、モンタレー・ポップ・フェスティバルに出演。この日の演奏は記録映画に収められ、世界中で公開された

 69年8月、『ウッドストック』に出演。この模様は映画となって翌年公開され、ライブ・バンドとしての彼らの素晴らしさを知らしめるものでもあった。70年5月リリースの伝説のライブ・アルバム『ライブ・アット・リーズ』は全英3位、全米4位を記録。)。

 “ロック・オペラ”という新たなジャンルを作り出したのも彼らだ。(69年5月発表のアルバム『トミー』(全英2位/全米4位)は映画化、そしてミュージカル化されロンドンのレインボー・シアターや、ブロードウェイ他にて上映された。)
また、“コンセプト・アルバム”という言葉を定着させたのも彼ら。(73年11月発表のアルバム『四重人格』(全英2位/全米2位)は『さらば青春の光』として映画化され、今なお多くの若者たちに影響を与え続けている)